ベタはいろいろな種類がある熱帯魚ですが、そのヒラヒラとしたヒレをなびかせて優雅に泳ぐ姿が印象的ですよね。
とても人気がある熱帯魚です。
ベタは便秘になることがしばしばありますが、その症状や原因もひとつではありません。
絶食で症状が解消することもあれば、しないこともあります。
それは便秘の原因が違うからです。
この記事では、ベタの便秘の原因や治療の方法について、まとめていきたいと思います。
ベタの便秘の症状と原因
ベタは、お腹がぷっくり膨れてしまうことがあります。
原因としては、「便秘」「エロモナス菌により腹水が溜まった場合」「腎臓など臓器の肥大による場合」などによるものが考えられます。
このうち便秘については、お腹がぽっこりとしてきて、便が出なくなります。
原因はエサの与えすぎや消化不良によることが多く、便秘解消のために対策をとる必要があります。
ベタの便秘の解消法は?絶食とココア
便秘の対策としては、数日絶食をさせることで、便が出ることがあります。
またはエサの回数を減らすこともよいでしょう。
一日2回エサを与えていたならば、1回に減らしてみましょう。
その際水温を少々高めに設定すると、効果があがることが期待されます。
他には砂糖などで調整されていない純ココアをエサにまぶして与えることで、便が出るようになるとも言われます。
純ココアをまぶしたエサは一定の効果があるようですが、水槽の水が汚れるので適度に水換えなどを行いましょう。
また、日常的に消化の悪いエサを多く与えてしまっていることも考えられます。
乾燥のアカムシはベタが好みますが、消化に悪いエサです。
主食として与え続けると便秘になることも考えられますので、様子を見ながらあげましょう。
まとめ
お腹がぽっこり…見ているだけでもかわいそうになりますよね。
お腹が膨らんでしまう原因はいくつかありますが、便秘であればエサなどで改善できることも多いです。
人間と同じようにすべての便秘対策が、すべてのベタに当てはまるとまでは言えませんが、考えられることはしてあげたいですよね。
便秘を解消して、また優雅に泳いでほしいですね。