今まであまり泳いでいなかった稚魚が突然泳ぎだした時とは、どんな時なのでしょう。

それは餌を探している時です。

ふ化した稚魚は2~3日くらいでお腹にある栄養分が全部なくなり、自由に泳げるようになります。

オスの役割は終わるので、そっとオスだけを取り出すことが必要となります。

ベタの稚魚にエサはどんなものをあげるとよいのか?

ベタ 稚魚 餌 量

初めのうち稚魚は、水の中に漂っているインフゾリアを食べて大きくなっていきますので、泳ぎだす前にインフゾリアの卵をふ化させて与えます。

泳ぎ始めて2~3日くらいインフゾリアを与え、そのあとブラインシュリンプエッグという乾燥したものをあげます。

このエサは売っているので塩水でふ化をさせるのですが、ふ化のさせ方は容器に2~4%の食塩水で少量の乾燥卵をいれてエアレーションをします。

水温は25度前後に保ちだいたい24時間でふ化をさせ、ふ化したブラインシュリンプエッグを集めて稚魚に与えます。

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稚魚にあげるエサの量は?

孵化をさせたブラインシュリンプエッグは、短時間で栄養価がなくなってしまいます。

そのため一度にたくさんふ化をさせることは控えることが必要なので、2~3本容器を用意して時間差でふ化をさせて稚魚に新鮮な餌を与えることをお勧めします。

稚魚のおなかがオレンジ色になるので、どのくらい食べたかわかります。

食べ残したエサは、水質を守るためにも必ずスポイトで取り除くことが必要です。

稚魚はとても水質の変化に弱いため初めのうちはあまり水の交換をせず、スポイトやエアーチューブなどでごみと水を一緒に吸い取り除きます。

その際に水が足りなくなった場合は、足りない分だけ入れてあげて少しずつ水の量が多くなっていく分には問題はありません。

生まれてから2週間くらい経つと稚魚も丈夫になっていき、食欲も旺盛になることから、水が汚れやすくなってきます。

3日に1回の頻度で、全体の3分の1程度の水を交換してあげてください。

エサは基本的に1日3回をめどにあげることが理想ですが、少なくても1日2回は必ずあげることがよいです。

まとめ

今回は、稚魚にどのくらい餌をあげればよいのかをまとめました。

最初は、餌をすりつぶしたりとなんかと面倒だったり神経もつかいますが、その稚魚がだんだん大きくなっていくととても嬉しいものですよね。

餌も段階的に変えていくことで負担も軽くなっていきます。

初めのうちは新しく与えたエサを食べないかもしれませんが、そこは愛情をもって育ててあげてほしいです。

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