せっかく育てた熱帯魚が、尾ぐされ病になってしまったらショックですよね。
しかし、この病気はよく見かけることがあるものなのですが、発見をしたらすぐに治療をしないと尾が溶けるだけでは済まない病気なので早期治療が必要です。
見つけたら慌てずに落ち着いて治療をすることが、とても大切です。
尾ぐされの初期症状はどんなの?
初期症状としてですが、尾がバラバラになってしまったり先端が溶けてしまい最後にはヒレがなくなっていきます。
最悪の場合は付け根の筋肉まで冒されてしまい、その結果肉が出てしまう場合もあるので、発見したらすぐに治療をすることをお勧めします。
個体によっては、オスだけかかってしまうのも大きな特徴の病気ですが、性別に関係なく尾ぐされ病になることもあります。
尾ぐされになる原因と治療法は?
なぜこんな病気になってしまうのか?とても不思議ですよね。
原因として考えられるのは、カラムナリスという細菌によって水質が悪くなってしまいその結果魚の体調が悪くなってしまうのです。
その他の原因としては、魚同士がつつきあって傷がついたり、ストレスを感じてしまうことで病気になってしまうこともあります。
尾ひれが長い魚は、尾ひれが傷ついてそこから菌がついてしまい病気になってしまうこともあります。
水温が急に低くなってしまった場合にも発生してしまうなど、原因は色々考えられます。
カラムナリス菌による病気は、尾ぐさればかりではなく口が腐ってしまったりコットンマウスやエラが腐ってしまうこともあります。
カラムナリスが発生しやすい状態は、5度から35度の水温の時で水質も㏗6.5から8.5と幅が広い範囲で繁殖をしてしまうので、注意をすることが必要です。
まとめ
今回は尾ぐされ病になる原因と初期症状についてまとめました。
治療法としては、カラムナリス菌を発生させないようにすることがとても重要です。
カラムナリス菌は、塩水の中では繁殖をすることがないので水槽の中に1%程度の塩を入れることで再び美しい姿に戻ります。
できれば尾ぐされにならないように常に注意をすることが大切ですが、万が一病気になってしまったときは、慌てずに落ち着いて対処をすればよいのです。
また、水温などにも気を使うことで病気から守ることもできます。