熱帯魚の年齢がきちんと書いてあるなんてことはほとんどありませんし、聞いたこともないように思います。
買ったとき、生後どのくらいなのかを知りたいと思っている人は結構いるのではないかと思います。
特にベタは寿命が短いので、買ってからどのくらい生きてくれるのかは、とても気になる点だと思います。
果たして、年齢の見分け方ってあるのでしょうか?
行動
青年期・壮年期
飼い主への反応がいいですね。
呼べばそばまで寄ってきたり、指などに反応してくれたりと遊んでくれたりもします。
スイスイと水槽の中を優雅に泳ぎ、水面の上の方でゆらゆらしていたり、上から下へ、下から上へとスムーズに移動している姿が見られます。
当然、繁殖能力もあるので、独身でも泡巣を作ったりもします。
フレアリングも力強く、色鮮やかです。
全体的に体の色合いもきれいでしっかりしていますし、ヒレも美しいです。
シニア期
ベタもそれ相応に年をとるとシワっぽくなります。
飼い主からの呼びかけにも反応が悪くなり、遊んでくれなくなるというか反応がなくなります。
フレアリングをさせても、力強くなくなってきますというか、通常フレアリングをしなくなります。
横より縦になっている状態が多くなり、そして底の方でじっとしているようになります。
目も白くなる事もあります。
食欲
青年期・壮年期
食欲旺盛で、腹ペコ状態の場合エサを見るとジャンプしてまでも食べようとしたり、とにかく食いつきがいいです。
エサを食べる口元は力強く「モグ!モグ!」しています。
飼い主をみると、エサを「くれくれダンス」をしておねだりをしたりもします。
シニア期
エサの時は底からフラフラと上がってきます。
さらにエサに興味が無くなって食べ残しも多くなります。
エサの催促もなくなります。
やがてエサを食べなくなってしまいます。
ベタによっては、横になってしまい、ぐったりとして力尽きたかのような姿をしているときもあります。
まとめ
ベタの年齢を察知するには、普段の生活行動をしっかりと把握しておく必要があるようですね。
元気なころとの比較が一番わかりやすいのではないでしょうか?
繁殖させている場合は、しっかりとした年齢を把握することができるでしょうが、買ってきたベタについてはそうもいかないですから。