スイスイと泳いでいたベタがなんだか元気がない。

弱ってきているような気がする。

底の方でじっとしている。

心配になりますよね。

そんな時のポイントは、ヒレです。

ヒレを見てみよう

ベタ 寿命 動かない ヒレ

若いベタはヒレの伸縮が活発で元気ですが(元気なときは必ず背ビレが立っています)、年老いたベタはあまり元気がなくパカパカと背ビレを開閉を繰り返している感じだったり、たたんだままになり、尾ビレも元気がなくなり下に垂れてきます。

ヒレの種類

  • Aが「背ビレ」
  • Bが「胸ビレ」これは左右で対になっています
  • Cが「腹ビレ」左右で2本あります
  • Dは「尻ビレ」
  • Eが「尾ビレ」

参照:ベタ飼育入門 http://betta.senmonsite.net/erabu.html リンクフリー

ベタの寿命を目で見みよう

ベタの老化は見てわかるので、よく観察してください。

*年老いたベタの特徴

  • ヒレなどにハリがなくなってくる(しなびけてくる:特に背ビレ)固い感じがする。
  • 餌を食べなくなってくるので、やせて身体が骨ばって、頭でっかちに見える。
  • 尾ヒレが下がってくる。しなびけてくる。
  • ヒレがしなびけてきて、泳ぎが下手になる
  • 水底にじっとしている時間が長くなり、水平になっていられなくて 斜め上状態になる。
  • フレアリングをさせても勢いがなくなり、だんだんしなくなる。

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年老いたベタの飼育

老後の生活は穏やかに静かにさせてあげたいですね。

日常生活で刺激を与えないことです。

  • 水流をつけない・・・体力の温存
  • 水換えの負担を減らず・・・ストレスの軽減
  • 水質悪化させない・・・病気対策
  • 薬浴をしないように心がける・・・身体への負担
  • 急激な*水温・水質差・・・ストレスの軽減
  • 餌の量を減らす・・・消化不良対策と*長生きのコツ
  • 水深を浅くする(10cm程度)・・・餌を食べるとき水面に上がる体力の軽減
  • ビンなどではなくキチンとした水槽でゆったりと飼う

*適した水温は25℃~28℃前後

*長生きのコツ:餌の量を減らすことです。食べ過ぎは体調を崩し、病気の原因となり得る。

まとめ

ベタの初めて会った頃よりも痩せてきたと感じたら、ヒレが動かないこともあり、寿命が近づいてきているのだと思ってください。

さみしいことではありますが、逆らえない現実なので最後まで責任をもって愛をこめて世話をしてあげてください。

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