「インフゾリア」という名称を聞いたことがあるでしょうか。

ベタなど熱帯魚の稚魚を育てるためのエサとなるものです。

その他にも、インフゾリアの働きは水槽内にとても良い影響を与えるもので、とても重要な存在です。

この記事では、インフゾリアの特徴について、またその作り方について、ご紹介します。

インフゾリアとは

ベタ インフゾリア 作り方

インフゾリアとは、動物性プランクトンの総称を指します。

ベタの稚魚は小さいので、普通のエサを食べることが難しいため、プランクトンをエサにするのです。

またインフゾリアは、水草の成長を促したり、残餌や排泄物を分解してバクテリアの働きを助けます

フィルターの目詰まりも防ぎ、水の循環で水槽内の水質をきれいに保ちます。

まさに、「水槽のお掃除やさん!」です。

アクアリウムにおけるインフゾリアとは、ゾウリムシを指すことが一般的です。

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インフゾリアの作り方

インフゾリアの素というものが市販されています。

水槽に規定量を入れて使用します。

入れたときは白く濁った感じがありますが、時間とともに透明な水になるので、心配はありません。

市販のもの以外では、まず落ち葉が浮いているような池の水を用意します。

そこにレタスをちぎって少量入れます。

このまま放置するわけですが、室内であれば基本的には常温放置でよさそうです。

真夏は涼しいところに保管したほうが良いと思いますが、あまり気温が低いと微生物の増殖のスピードが鈍ります。

湿った落ち葉には微生物がついていることが多いので、インフゾリアが存在していると思いますが、できれば顕微鏡などで確認すると良いですね。

もしかしたらインフゾリアがいなくて、違うものが含まれている可能性があるので、その場合はまた池や川から水を採取して、やり直しましょう。

稚魚に普通のエサを与える場合

ベタの稚魚に、成魚と同じエサを与えたい場合は、そのままだとうまく食べられません。

すりばちで粉のようにすりつぶして与えるようになります。

まとめ

インフゾリア、万能に思えますね!

稚魚のエサとしても、水質の維持に必要なバクテリアの働きを助けるものとしても、高い能力を発揮します。

うまく取り入れて、ベタに居心地の良い水槽を目指したいですね!

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