ベタも人間と同じように、さまざまな病気にかかることがあります。

飼育する者として、ベタの辛い様子は見ているのも心配になりますよね。

できる治療はしてあげたいと思うのではないでしょうか。

ベタが病気になったとき、治療のために絶食をすることがあります。

この記事では、ベタの病気の際の絶食の期間などについて、まとめていきたいと思います。

絶食させる理由

ベタ 病気 絶食 期間

病気のため、薬浴中に絶食をさせる大きな理由は、水質の悪化を防ぐことです。

薬浴は、それまで飼っていた水槽とは別の水槽で行うことが多く、バクテリアの定着がない場合がほとんどです。

バクテリアがいたとしても、薬の影響でかなり数が減ってしまいます。

その上、薬の成分がろ過フィルターについてしまうため基本的にはフィルターを動かしません。

するとろ過の機能がなされなくなり、通常より早く水質が悪化してしまうのです。

それを防ぐために、エサを与えないという判断をすることが多くあります。

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絶食させる期間

ベタの体力や、かかっている病気などにもよりますが、目安は1週間程度でしょう。

薬浴を行うのも、だいたいそれくらいの期間となることが多いです。

薬浴中にも期間によっては水換えが必要となりますが、水換えした分の薬は新たに投入するのを忘れないようにしてください。

絶食して治療をしている場合でも、水換えの前などはエサを与えても良いように思います。

治療中の体力維持のために、エサを摂ったほうがよい場合もあるからです。

また、薬をエサに混ぜて食べさせることもあります。

治療と絶食はイコールではありません。

水質の管理ができるのならば、エサを与えたほうが体力も持ち、快復が早くなることもあります。

その状況に合った対処を心がけましょう。

まとめ

ベタの病気の治療には絶食を行うことは多いですが、それは状況によります。

熱帯魚は絶食に強く、数日間エサを与えなくても問題ない場合がほとんどですが、体力保持や健康のためには、できれば適量のエサを与えたほうが良いことは間違いないでしょう。

病気の治療中に絶食を行う場合はとくに、ベタの様子をよく観察してあげてください。

ベタの病気がよくなると良いですね!

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