メスが卵を産んだら隔離をして、子育てはオスにお任せをしましょう。
一緒に入れておくとオスがメスを追い回してしまい、メスの体がボロボロになってしまうし体力もなくなってしまいますので、必ず隔離をすることをお勧めします。
卵から孵化したばかりの泳ぎは、初めのうちは縦向きに浮いているような感じでエサも食べませんが、オスがエサを運ぶので心配はいらないのです。
稚魚になってからは横向きに泳ぎだすので、エサが必要となります。
インフゾリアになった時の稚魚のエサは?
ふ化したばかりの稚魚は、まだ普通のエサを食べることができません。
そのため稚魚用のエサであるインフゾリアというエサを与えるのですが、このインフゾリアというのは何からできているのかといいますと、ワムシやゾウリムシなどの原生動物からできています。
あらかじめ稚魚を入れる水槽に水草を用意してインフゾリアを発生させるのですが、自然に沸くインフゾリアの数は多くないため、途中でエサが足りなくなってしまうということもあります。
足りなくなってしまったときは、インフゾリアの卵を買いふ化をさせて与えるかもしくは生体を買って与えることになります。
卵を買った場合は、バケツなどの容器に水を入れて無農薬のキャベツを入れておくとインフゾリアを沸かすことができますが、腐敗臭がするので気になる人は生体をお勧めします。
その場合に与えるエサの量は、1日に2回程度エサをあげてください。
インフゾリアをたくさん与えすぎるとヒドラ等の捕食生物を増やしてしまう原因となってしまうので、たくさん与えないよう注意が必要です。
インフゾリアになったら稚魚のエサはいつ頃切り替えればいいのか?
ずっと小さいわけではなく稚魚も日々大きくなっていくので、成長に合わせてエサも変えなければなりません。
では、どんなエサをあげればよいのかといいますと小さいエビの仲間でブラインシュリンプというエサを与えます。
稚魚は、新鮮なブラインシュリンプを食べるので卵を買ってふ化をさせる必要が出てきます。
ふ化をさせる方法としてはペットボトルなどの容器に塩水を入れ水の温度は25度くらいにしてふ化をさせます。
水槽に深めに切ったペットボトルを浮かべておけば水が温められて便利です。
その中に卵を入れておけば1日でふ化するので、そのエサを1日に3回稚魚に上げます。
忙しいときでも1日に2回はあげてください。
まとめ
今回は、稚魚インフゾリアをまとめました。
最初は、いろいろと手がかかりますがそれでも日々大きくなっていく姿をみると癒されますよね。
手をかけた分だけ元気に育ってくれることで、また飼育も頑張れますので最後まで見守ってあげてくださいね。