魚の餌って、「何でもいいのでは?」という考え方もありますが、魚の健康や水質面に影響を与えるものではないでしょうか。
結論から言うと、代用は効きます。
ベタは基本、肉雑食で、口に入るものならなんでも食べます。
当然、金魚やメダカの餌などを代用しても、口に入るサイズの物ならどんとこい!です。
実際に、金魚の餌で飼育している方もいるみたいですね。
ただ、粒の大きさなどが気になりますが、比較的代用品でもいけるようです。
でもそうなると、栄養はどうなるの?
問題は、そこ!栄養についてですね。
いくら、代用の餌でも飼育できるといっても、ベタに栄養不良が起こったら困ります。
それに消化面の問題もあります。
消化不良や便秘になられても一大事です。
比べてみました
- 金魚の餌原料・・・教材キンギョのエサ 参照
小麦粉、フィッシュミール、オキアミミール、ビール酵母、大豆ミール、グルテンミール、アミノ酸(メチオニン)、ガーリック、カロチノイド、ビタミン類(塩化コリン,E,C,イノシトール,B5,B2,A,B1,B6,B3,K,葉酸,D3,ビオチン)、ミネラル類(P,Fe,Mg,Zn,Mn,Co,I)
<保障成分>
蛋白質 脂質 粗繊維 灰分 りん 水分
30%以上 3.0%以上 2.0%以下 12%以下 0.9%以上 10%以下
- ベタの餌原料・・・ひかりベタ 参照
フィッシュミール、小麦粉、大豆ミール、米ぬか、グルテンミール、でんぷん類、オキアミミール、小麦胚芽、ビール酵母、魚油、スピルリナ、海藻粉末、アミノ酸(メチオニン)、ガーリック、カロチノイド、ブドウポリフェノール、ビタミン類(塩化コリン,E,C,イノシトール,B5,B2,A,B1,B6,B3,K,葉酸,D3,ビオチン)、ミネラル類(P,Fe,Mg,Zn,Mn,Co,I)、食用色素(赤3)
<保障成分>
蛋白質 脂質 粗繊維 灰分 りん 水分
38%以上 4.0%以上 3.0%以下 12%以下 0.7%以上 10%以下
ぱっと見た感じは、ベタの餌の方が使用原料が多いですね。
代用品はあくまでも代用品でしかないのかもしれません。
ベタ専用の栄養が調整された餌にはかなわないのですよね。
専用フードなので、色がまだらにならないし、便秘対策もできるし、それに粒状のものはエサの量が管理しやすいです。
また、浮いてるものを食べる習性があるのでその辺も専用がいいですね。
まとめ
代用品でもベタは育ちます。
でも、やはり健康面や寿命のことを考えるときちんとベタの栄養を考えてある餌を与えたほうがいいですね。
食べやすい大きさになっているし、浮上性で食べやすく、また食べ残しも簡単に取り出せます。
衛生管理もしやすいですよ。