一般的な老衰症状は、今まで元気に泳いでいたのに急に動きが低下してしまいあまり動かなくなってしまった、背骨が曲がってしまったり視力が低下してしまったりと様々な症状が現れてきます。
元気な時は飼い主さんが近づけば素早く近寄ってきたのに、近寄り方もゆっくりと動くようになってしまったときが一番わかりやすいです。
ベタの寿命は?
ベタの寿命は、一般的には1年半から2年くらいといわれていますが、中にはもっと長生きをする個体もいます。
生まれたばかりのベタはとても小さく、お店で売られているベタは生まれてから半年くらいが多いようです。
そこから残りの年数を考えると1年半くらいで亡くなってしまうことに納得がいきますよね。
しかし、自分で繁殖をさせたりある程度若い稚魚を買えれば、もっと長く一緒にいられて楽しむ時間も増えます。
なぜ、小さい個体を見ることがあまりできないのかといいますと、扱いがとても難しいという点から販売されているベタは、ふ化してから半年くらい経過したものが売られているのです。
老衰になったベタはどんな風に飼育をすればいいの?
私たち生き物は、いつまでも若いままではいられないことは誰でもわかっているようにいつかは年を取っていきます。
ベタも同じように寿命があり、動きも年齢と共に鈍くなっていきます。
それは致し方ないことなにですが、動きと共にお肌にツヤも落ちてきて体全体が骨ばってきて痩せていきます。
今まで元気に泳いでいたベタも年齢とともに水槽の底でじっとしていることが多くなっていき、若いころとは比べものにならないくらいです。
年を取ってきたベタだからこそ、今までと同じような飼育ではだめなのです。
水流や水温などに気を使ってあげ、1日でも長生きができるよう心がけることがとても大切になっていきます。
食べる量も今までよりも少なくする必要があります。
なぜ少なくする必要があるのかといいますと、食べる量が減ってきて食べ残しが水槽の底にたまり、水質が悪くなってしまうからなのです。
もし食べ残しがあった場合は、そっと静かに取り除いてあげてくださいね。
まとめ
今回は、ベタ老衰症状についてまとめました。
年を取ってしまったベタは、ほとんど動くことがなく水底でじっとしていることが多くなり、まるで亡くなってしまったような姿をすることがあります。
そんな日が続いたら、ベタの寿命が近いのだということになります。
悲しい日がいつか来ますが、それまでは愛情をたくさん注いであげてください。
新しくまた飼育するときは、それまで癒してくれていたベタを思い出しながら、また新しく来たベタを可愛がってあげてください。