ベタの寿命には個体差があります。
統一して同じことは、卵から孵化して約半年で成魚となりショップに入荷されることです。
ベタの平均寿命
一般的にベタの平均寿命は2~3年ほどと言われていますが、ショップへ行くまですでに半年を過ぎているわけですから、手元で実際に飼育する年月は1年半~2年半という事になります。
品種改良などをした、長くてきれいなヒレを持つベタ(ショーベタ)に関しては、観賞するための寿命という意味で、購入してから1~2年ぐらいが限度かもしれません。
それも、ショップに入荷してからすぐに手元に来た場合で、ショップでの待機期間がどのくらいなのかは、店員さんに聞けばわかるので、寿命の目安はつくと思います。
ベタの寿命を短くする理由とは
「水槽の環境が悪い」「餌の食与え過ぎ」に尽きるとおもいます。
- 適切な水槽の大きさではない。・・・容量が小さいもので飼育されている。
理由・・・水温変化が激しい / 水質が安定しない / 水が汚れやすい / ベタがゆっくり泳げない
- フィルターの水流がきつい・・・ベタは流れに向かって泳ぐ性質があるため、強い流れがあるとヒレを傷つけてボロボロになってしまう。
理由・・・/ 体力も使う / なので弱る / 病気になる
- 餌の量と回数が適切ではない・・・かわいいからと1日3回食べさせたり、一度に食べきれない量を与える
理由・・・満腹は健康上問題あり / 食べ残しの餌で水が汚れる / 排泄物が増え水質の悪化 / 病気を引き寄せる / コケが生えやすくなる
どうですか?
この中のどれか当てはまっていませんか?
ベタの寿命を短くしていませんか?
水槽の水温
小さなビンで飼育されていると、どうしても無理な水換えになってしまいます。
水質が極端に変わってしまったり、水温の激変などです。
水温の激変は、小さな容器のために外気温の影響を受けてしまうからです。
特に朝方の5時前後は急激に気温が変化します。
そのために、小さな容器のために影響されやすいのです。
小さな容器ではヒーターが使えません。
容器の大きさ
出来れば、最低でも水が10ℓ以上入るものを選んでください。
それが、ベタの健康を守る最低ラインです。
これなら、ヒーターも使えます。
まとめ
ベタの寿命は短いです。
でも、短いからこそ快適に最後の時まで見守ってあげたいですね。
そのためには、ベタの寿命をさらに短命にするような飼育はしないように気をつけましょう。