熱帯魚ベタ。
その魅力は、ほんの7cmの体長なのにヒラヒラとするヒレと色鮮やかさと品種の多さでしょうか?
飼育は比較的簡単と言われていますが、いろいろと気をつけないといけないポイントもあります。
初心者はなるべく丈夫で飼いやすい、トラディショナル・ベタを飼うことお勧めします。
最も簡単に飼える種類ですし、また最も安いですよ。
ベタの飼育用品を準備しよう
コップや大きめのビンなどでも飼育できると言われていますが、NGです。
立って半畳、寝て一畳みたいな生活、あなたなら耐えられますか?
それに、ヒーターが使えません。
熱帯魚のベタには冬季、ヒーターは必需品です。
- 水槽
大きさはせめて、水が10ℓは入るものを用意してください。
30㎝水槽がいいと思います。
水が少ないと水質や水温が安定しません。
- 水槽のフタ
ベタは意外とジャンプ力があるので、水槽の外へ出てしまうことがあります。
- 水の準備
水道水にカルキ抜き薬剤を入れたものでもいいし、汲み置き1~2日の水道水でもOKです。
- 水温計と水中ヒーター
出来ればヒーターは温度設定が可能なものにしましょう。
- ベタの餌
「ひかりベタ」が一般的です。
最低でも、これだけは準備しておきましょう。
飼育のコツ
- 時々はフレアリングさせよう
- 餌は腹八分目。1日1~2回
- 水流は作らない
- 水温、水質管理はしっかりとする
- 水槽の中はシンプルに
ごちゃごちゃ固いものを入れるとせっかくのヒレが傷ついてしまいます。水草も柔らかいものにしましょう。
- ベタに優しい水
なるべく、水道水は水替えの2日くらい前にバケツに入れておくとベストです。ペットボトルでもOKです。
- 水替えは基本的に2週間に1回で良い
替え過ぎはストレスになります。
- なるべくベタに直接水を当てないほうが良い
水温・水質の違う水はベタにはすぐにわかるので、ストレスになりかねないです。
まとめ
ベタは安価で飼いやすく、比較的丈夫な熱帯魚です。
ベタはとても人に良く懐きますし、とても静かに飼えます。
水温などに気をつければ飼い易いペットですし、その可愛らしさに癒されてください。
寿命は短命なベタですが、縁があって出会った大事なペットです。
最後の時まで大事に飼ってあげてください。