なかなか素人では難しいと思いますが、繁殖させた場合どうしてもオス・メスを分ける必要が出てきます。
オス同士を混泳させておくと、喧嘩が始まります。
そんなかわいそうなことはできません。
そこで、分かりやすい見分け方法を何種類かあげていきますね。
見た目で見分ける
オスはヒレが長くて、うつくしい、きれい。
メスは背ビレの幅が狭く、長く伸長しない事。
特に背ビレが人間の親指を曲げたような形の場合。
ヒレがみじかくて、見た目地味で、みすぼらしい感じ。
・・・メス、ぼろくそですね。
でも、鳥や昆虫もオスが派手できれいなのに対して、メスは地味ですよね。
基本、求愛はオスがおこなうので、メスに気に入ってもらうためにそうなっているのかもしれないですね。
産卵管で見分ける方法
この方法が、一般的なオス・メスの見分け方だと思います。
メスを下から覗くと、お尻の辺りに白いでっぱり(産卵管)があるのがわかります。
このでっぱりがあればメスということが判別できます。
オスにはこのでっぱり(産卵管)がありません。
ここでチェックポイントです。
この産卵管は繁殖期・繁殖の準備ができた成魚に出ます。
なので、年若いメスベタには出ていない可能性もあります。
ヒラヒラ判別法
ベタのエラの後ろにヒラヒラしている胸ビレ(見ればわかります)があるかないかによってオス・メスを見分ける方法です。
オスには、下から覗くと胸ビレが成長するにつれてはみ出してきます。
メスにはその胸ビレがはみ出してきません。
この判別法は全長2.5~3cmくらいまで大きくならないとはっきりとわからないけど、簡単に見分けることができます。
行動で見分ける
フレアリング
ベタのオスに鏡で自分の姿を見せたり、ほかのオスを見せるとヒレやえらを大きく広げ威嚇行動が起こります。
これをフレアリングといいます。
ベタのオスはフレアリングします。
オスは縄張り意識がとても強いのです。
メスは、ほとんどしません。(たまに、気の強いメスもフレアリングしますが・・・)
泡巣
ベタのオスは、コンディションが良いときは時々メスがいなくても泡巣を作ります。
水面に2~3㎜の泡の粒がたくさんできていたらそれが泡巣です。
泡巣はオスしか作りません。
まとめ
ベタの性別見分け方を数種類あげさせてもらいました。
繁殖初心者の方、そうでない方もぜひ参考にしてオス・メスを見分けてください。