ベタは熱帯魚の中でも、とても綺麗な品種ですよね!
人気のある熱帯魚ですが、実は繊細な部分もあります。
そんなベタの魅力を感じて今飼っている方、飼おうと思っている方に正しいベタの飼育方法を紹介します。
いまの飼育方法が、ベタにストレスを与えているかもしれません。
ベタが水流に弱い理由と正しい飼育方法
ベタ飼育する時は水流の強さなどに注意が必要です。
対策を紹介します。
ベタはなぜ水流に弱いのか?
多くのベタは品種改良で出来たものです。
野生にはいません。
野生のベタはワイルドベタと言われ、私達がよく目にする品種改良ベタの元となる魚です。
品種改良されたベタは綺麗に見せる為にヒレが大きい種類も多いですが、ヒレが大きい分水の抵抗に弱いのです。
その為、元々強い水流の中で生活することに慣れていません。
強い水流の中ではベタはストレスを感じてしまう、ということですね。
対策は?
ベタはヒレが大きくて長いので、水槽の中の水の流れが早いと流されてします。
そうすると休むことなく泳ぐことになってしまい、これがストレスに繋がってしますんですね。
ベタは元々東南アジアの魚です。
今でも東南アジアのベタの養殖場では、ビンの中で飼育されているベタもいるようです。
しかし、水の流れが無い水槽では、すぐに水が汚くなってしまい衛生的に良くないので、水槽内が少しブクブクしているぐらいが丁度いいでしょう。
水流のポンプ、水槽選びの対策
まずは水流の弱いポンプを選ぶ。
水流の強さを変えられるポンプもありますので、そういったものを選べば調節が出来て便利ですね。
浮き草を使う。
これも便利な方法です。
浮き草を置くことによって、強い水の流れを調節することが出来ます。
また水槽のサイズも重要なポイントです。
水槽サイズが小さすぎると水槽内に水流が起きてしまい、逃げ場のない小さな水槽は魚にとっては大きなストレスになってしまいます。
また水槽にゆとりを持つことは水流を弱める効果があります。
他には排水管の位置やフィルターを設置するなど方法がありますかが難易度が高いので、まずはポンプと水槽サイズから工夫していくことが必要でしょう。
また水流が弱くなることによって水槽内の水のろ過がよわくなってしまうのでは?という声もよく聞きますが、水草の量を増やすなど調節してを行えば、急速に水が汚れてしまうことはありません。
ベタは見た目も綺麗でとても可愛い魚です。
大切に飼う為にも気をつけましょう。
まとめ
大切なペットと長く一緒に過ごす為に飼育方法を知ることは凄く大切なことですね。
少しでもストレスを減らしてあげられる環境を作る為にも、水流の強さや水槽のサイズには気をつけたいです。
正しい飼育方法で、楽しいペットライフを過ごして下さい!