やっと産卵が終わりホッとしている人もたくさんいると思いますが、ここからが大変な日々になります。
どうしてかといいますと、親が卵を食べちゃうことがあるからなのです。
ですから、産卵が終わったらメスを速やかに隔離をすることで卵を守ることができます。
普通はお母さんが子育てをするのですが、オスが子育てをする個体がいてそのオスがメスを攻撃してしまいメスの体がボロボロになってしまうことがあるので、隔離をしたあと塩水浴や薬浴をさせてあげて体力を回復してあげてください。
ベタの稚魚の子育てはいつからするの?
産卵後、オスは4日から1週間くらい子育てをします。
その際に注意をする点は、稚魚を飼育するときの水に少しだけ塩を入れておくと病気になりづらくなります。
オスは、とても懇親的に子育てをしてくれます。
落ちた卵を巣に戻したり卵の周りをなめて雑菌や寄生虫を取り除いたりと大切に育児をしてくれます。
稚魚にならずに無精卵となってしまった卵に対しては、オスがその卵を食べてくれ周りの稚魚が病気にならないようにしてくれます。
ベタの稚魚を隔離するタイミングは?
隔離をするタイミングは、稚魚がある程度泳げるようになり泳ぐ姿が水平になったらオスと離してあげてください。
長い間子育てをさせていると疲れてしまい、体力を落としてしまったりお腹がすいたときに稚魚を食べてしまうことがありますので、早めに隔離をすることをお勧めします。
隔離する水槽がなかったり置き場がない場合は、大きめの水槽で飼育することもできますが、その時にはオスにもエサをあげながらでしたら稚魚を食べてしまう可能性は低くなります。
ただし、オスによっては食べてしまうこともあったり稚魚が大きくなってきたときに親のオスに追い回されてしまうこともありますので、できることならば隔離をすることがよいです。
隔離をする際の注意点は、ネットに稚魚が引っ掛からないように十分に注意をすることです。
隔離をしたオスの水槽には、軽い塩水浴や薬浴をします。
飼ってるベタが産卵しましてオスが子育て中(したの白い粒全部稚魚) pic.twitter.com/WC3yQBOeva
— fuwa (@fuwari414) 2017年2月6日
まとめ
オスは懇親的に育児をしてくれますが、長い間一緒にいるとせっかく育てた稚魚をたべてしまうことがわかりました。
その危険性を回避する方法として、隔離がとても大切です。
数が減ってきたなと思ったり、稚魚が元気に泳ぎだしたら面倒くさがらず隔離をしてあかちゃんを大きくすると楽しみもまた増えます。