ベタは熱帯魚です。
品種改良されているとはいえ、熱帯魚なのです。
もちろん「寒さに弱い」と言う体質は変わっていません。
ベタは熱帯魚ですから、日本の冬は寒すぎます。
適応力のある魚なので20℃くらいでもまだ元気ですが、18℃を下回るとさすがに厳しくなってきます。
1日の中で温度変化が激しいと病気の原因になりますので、ベタの飼育水は必ずヒーターで温めて一定温度をキープしてあげましょう。
温度管理は水温計で
ベタは適温の範囲が広く、18~30℃なら比較的問題なく過ごせます。
18℃を最低水温として、最高水温は32℃程度となりますが、ベタが生き生きと過ごせる水温は、25~28℃なので毎日数回、水温を計ります。
水温が低いとベタは抵抗力が弱くなり病気にかかりやすいので、水温はしっかりチェックしておきましょう。
水温維持
水中ヒーター
初心者の人も安心して使えます。
水温26℃ / 28℃で固定のヒーターとさらにサーモヒーターが付いていて水温設定が自由に出来るものがあります。
※水温設定できるものは、少々お値段が高くなります。
★使用上の注意
水換えなどで「水中から取り出す」ときは必ず電源を切ってから。
ヒーターの加温で水が蒸発して水面からヒーターが「出ないように」ように気を付けてくださいね。
パネルヒーター
基本、爬虫類用になります。
飼育容器の下に敷いて利用することになります。
間違っても水槽に入れないでください。
パネルヒーターは温度が設定されているので、水温管理はやや面倒です。
★使用上の注意
冬は室温が低すぎると、パネルヒーターでは補えず、水温が低くなってしまうことがあります。
発砲スチロールの箱で二重にしたりなどで水温が低くならないようにしましょう。
※またヒーターの耐久寿命は1~2年です。ヒーターが故障して知らぬ間に水温が下がり帰ってきたらベタが・・・なんてことがないように早め早めの交換をお勧めします。
まとめ
ベタを適切な水温で飼育することによって、1年を通して愛らしい姿を眺めることができます。
ベタの飼育の基本と言うべき「適切な水温」を守り、健康を維持し、少しでも長くベタと過ごしたいですね。