ベタの健康や体力維持のためには、ひとつだけでなくいくつかの種類のエサを与えたいですが、エサを吐き出してうまく食べてくれないことがあります。
なぜエサを吐き出してしまうのか、その原因と対処法について、まとめていきたいと思います。
エサを吐き出す原因
エサを吐き出してしまう原因について、考えられることをいくつか挙げてみます。
新しいエサ、もしくは嫌いなエサ
普段と違う、新しいエサを与えたときは、吐き出すことがあります。
しばらく与え続ければ慣れて、食べてくれるようになる可能性もはあります。
ベタにも好みはあるので、そのエサが嫌いな様子であれば別のエサを試してみると良いでしょう。
体調不良
それまで普段、普通に食べていたエサを急に食べなくなった場合には、ベタに病気や、体の不調があることが考えられます。
食欲そのものが落ちていて、うまく食べられずに吐き出してしまうことがあるでしょう。
見た目に分かる病気であれば判断しやすいですが、なかなか見つけにくい病気も多いです。
何か身体状況で気になる点があれば、病気の特定をして治療をはじめましょう。
食べやすくしている
いったん口から吐き出して、ふやかして食べやすくしている行動も考えられます。
いつもどおり元気にしていて、口に入れたり出したりを繰り返しながらいつの間にか食べているような場合には、自分なりにエサを食べやすくしているのかもしれません。
粒のエサなどを与えた場合に、このような行動が見られることがあります。
乾燥アカムシを吐き出す場合
乾燥アカムシは、多くのベタが好むエサです。
ただ殻がかたく、一匹が大きいので、うまく食べられずに吐き出してしまう場合もあります。
小さくして与えたり、口に入れやすくしてあげることで、食べてくれることもあります。
逆に、乾燥アカムシをよく食べたあとに、人口餌を与えると、食いつきが悪いことがあります。
まとめ
エサを吐き出して食べてくれないと、心配になりますよね。
食べなれているエサから種類を変えた場合はうまく食べないことはありますが、いつものエサに反応が悪くなった場合には危険な状態のサインかもしれません。
人間同様、食欲が落ちているときは体調不良を疑って、ベタの様子をよく観察していきましょう。