ベタはとても気性が激しいので、いきなり同じ水槽に入れたら、一瞬のうちに格闘になってしまうこともあります。

それは雄の混泳、雌の混泳でも同じ事です。

ベタは複数での飼育が難しいので、飼育に場所を取ります。

繁殖するときには、充分なスペースを確保できるかどうかもよく考えないとなりません。

ベタの相性の見分け方

 

ベタ 相性 見方

ベタをお見合いさせるといいますが、方法としては雌を透明な容器に入れて雄の水槽に入れて様子を見ます。

雌の体に出る縞模様を観察します。

婚姻線といって、頭から腹に出る線(ひとから見たら縦の線)は準備ができている合図です。

頭から腹にでるはっきりとした線(ひとからみたら横の線)は拒絶を示す線です。

ただ、雌の体の色によっては線が見えない場合もあります。

線の色で判断できない場合には、自己判断でペアリングを行うしかありません。

雌が雄に向かって頭を下げるような動作をしたらうまくいくことが多いです。

追いかけ回したり、突き回している場合はかなり注意が必要です。

雌の隠れたり避難する場所は必ず確保しておきます。

一匹だけ入れる水草用の植木鉢はシェルターとして活動しています。

また雄が作る泡巣が大きくなったら、うまく行くことが多いです。

またペアリングに失敗して水槽に戻すときにも、同じようにお見合いさせて、しばらく様子を見ます。

だいたい3日くらい様子を見て産卵しないようならペアを変えます。

うまく産卵して、透明な卵なら有精卵の可能性が高いです。

白い卵は無精卵の可能性が高いです。

産卵行動は半日ほど続きます。

産卵が終わったら雌をすぐに取り出します。

雄からの攻撃を防ぐためです。

また雄も孵化に至るまでの世話をさせたら、別の水槽に移してあげましょう。

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まとめ

ベタの相性を見極めるのは、慣れないうちは大変です。

一度で成功するってことはまず無いのです。

観察をしているうちに、暴れたり、追いかけ回したり、落ちついた様子を見分けられるようになります。

また雌の混泳はちょっと多いかなっと思うくらいの数でも、案外大丈夫です。

キズついた個体はメチレンブルーでキズの消毒をします。

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