ベタは縄張り意識が強いのですが、その性格とは逆に神経質であり、デリケートな魚です。
生き物にとって食べる行為は基本ですが、食べるのは与えてた餌ばかりとは限りません。
柔らかい藻や、水中の微小生物を食べている場合もあります。
ベタが動かない、食べない理由
ベタが水の底でじっとしているのはそれほど問題視しなくて良いのですが、身体を水槽に擦り付けていた場合は、病気を気にします。
お腹の膨らみや、病斑、エラの呼吸の様子を観察します。
餌を食べなくなったら、違う餌を与えてみます。
ベタは浮かんでいる餌を好むようですが、できればベタ専門の餌を2種類用意して交互に与える、また食べないときに切り換える工夫が必要です。
乾燥赤虫はサイズが合えば好んで食べますから、粒餌を食べないときには与えてみます。
サイズが合わない餌は吐き出してしまいますから、小さくして与えます。
ベビーフードを食べてから食欲が復活したケースもあります。
食べないときには与え過ぎも考えられます。
水中のプランクトンや藻を食べたりする子もいますから、観察して下さい。
餌を与えないでおいてからあげると、食べてくれたりしまします。
注意するのは水温とphです。
どちらも大変重要です。
水温は低すぎると、活動を停止します。
25度から28度のラインからはみ出さないように管理して下さい。
また、なんらかの病気が発見されたら、メチレンブルー水槽に移して様子を見ます。
またウロコが剥がれたり出血や潰瘍の場合は、グリーンFゴールドの水槽を作り、様子をみて下さい。
まとめ
極端な話ですが、餌を食べなくても、元気なら問題ないのです。
なかには、水底でじっとしていても、石についた藻を好む個体がいたり、水中に漂うプランクトンを捕食していたりします。
心配なら一匹だけ別の場所に入院させて様子をみます。
入院する水槽には、今いる環境の水を使います。
購入後まもなく餌を食べなくなったなら、購入したペットショップで与えていた餌を聞いて下さい。
餌が変わったせいかも知れません。
白い斑点がある場合はすぐに隔離します。
伝染する病気の症状の可能性もあります。