知っている人は、この言葉を聞いてすぐわかると思いますが初めて飼育をしたばかりの人は、なんのことだろうと思うことでしょうね。
このポップアイとは、運動性エロモナス菌が感染したことが原因ですなる病気です。
では、なぜポップアイになってしまうのでしょうか。
先ほども述べましたがエロモナス菌による感染症からなる場合や、水槽の中にたくさん魚や水草が入りすぎて過密になってしまう場合、水質が悪くなっていたりたくさん食べるからとエサを与えすぎたことが原因になったりします。
ポップアイ症状は、出目金ではないのに目が飛び出していたり異常に眼圧が盛り上がってしまうのです。
末期症状になると目が取れてしまったりすることもある怖い病気です。
ポップアイ症状の治療法としてどんな方法がある?
治療法として一般的に薦められているのが、グリーンFゴールドなど市販で売られている細菌感染症用魚病薬で治療をする方法です。
また、塩水で治療をする方法もありますが、この治療法はごく初期でしかできません。
パッと見て症状がわからないようなときは塩水での治療は難しいです。
細菌感染症の薬剤を使う場合は、パッケージに記載されている用量、療法をよく読んで規定の濃度の薬浴水を作り、ベタを入れてあげましょう。
水温によっては、ヒーター加温を使わずにすることも早く治してあげる治療法のひとつです。
どうしても迷った場合は、ペットショップに行って店員さんや専門家の人に相談をすることもひとつの方法となります。
ポップアイ症状は完治するの?
ポップアイは、ある日気がついたら病気になっていたということが多いです。
しかし慌てずに対処をしてあげれば完治はします。
個体によって完治する日にちはことなりますが、3~4日したら水を半分くらい取り換えます。
その時に気を付ける点は水温です。
今までと同じ水温の水を足して、水槽を遮光にしたりを繰り返すことで完治をします。
治りかけてくると見た目にもわかるよう日に日に良くなり、食欲も戻ってきます。
完治をすれば泳ぎ方も前のように泳ぎますので、どこで完治をしたかわかります。
3日くらい前にこっそりベタが1匹増えたのですが、店にいた時点で右目が半ポップアイで白濁していたので長くはないかな…と思っていたら今朝ほぼ完治していました。なんという生命力。すくすく育っておくれ。 pic.twitter.com/V5IhIlkTBv
— 冬継 (@fuyutsugu_1204) 2016年12月8日
まとめ
今回は、ポップア症状、治療法、原因と完治についてまとめました。
どんな病気でも治療が終わったら、水槽を完全にリセットをしてあげることで同じ病気を繰り返す確率も減ってきます。
せっかくバクテリアをと思う人もいると思いますが、リセットをしないとまた病気になってしまいます。
病気を再発させないためにもリセットをする勇気も必要となりますが、ベタにかわいそうな思いをさせないことが、飼い主さんの役目です。
寿命がくるまで可愛がってあげてくださいね。