ベタはひらひらしたヒレに特徴があり、優雅に泳ぐその姿は、ベタの大きな魅力ですよね。
しかし水草などに引っかけたり、混泳している他のベタや熱帯魚とのケンカなどによって、ち切れたりボロボロになってしまうことがあります。
もしもそうなってしまっても、再生させることが可能です。
この記事では、ベタのヒレの再生と栄養について、まとめていきたいと思います。
栄養を十分与えることが大事!
ベタのヒレが少し切れてしまったときにも、ベタのヒレは再生します。
水槽の水を清潔に保つことと、しっかりと栄養のあるエサを食べさせることで、順調に回復します。
逆に、水質が悪化していたり、栄養の偏ったエサばかりを摂らせていると、ヒレの再生の速度が遅れるだけでなく、ヒレの傷から感染症などの原因となる細菌が入ることもあります。
その結果、尾ぐされ病など病気につながってしまう可能性が高くなるので、水質の管理には注意を払いましょう。
ヒレが少し裂けた程度であれば、栄養と水質に注意しながら通常どおり飼育を行います。
ほとんどちぎれてしまっているほどならば、念のため塩浴を行うのが良いかもしれません。
細菌が入らないように予防する意味です。
ここまでの破損になるとヒレを完全に復活させるのは難しいですが、それほど気にならないくらいまで修復できます。
ヒレの再生中の注意
ヒレが切れたところに、うっすらと白い膜のようなものが見られるようになってきます。
これはヒレを再生している段階です。
このまま様子をみて良いですが、この状態は非常に脆く、少し激しく動いただけでも破けてしまいます。
余計な衝突を避けるためにも、できれば隔離して一匹で穏やかに回復を待つのがよさそうです。
ヒレ再生までの期間
ヒレが再生するまでどれくらいかかるかというと、ベタの大きさやヒレの破損具合によるのでその時々によります。
軽ければ1週間程度から、長いと1~2ヶ月の期間を要することもあります。
尾かじりから2日目。
ヒレ再生中です。#ベタ pic.twitter.com/LVumzNR3SJ— ぷみす@ぐり&ぐふ (@guri_gufu) 2017年7月8日
まとめ
ベタのヒレがボロボロになってしまったらとてもかわいそうな気持ちになりますが、環境を良くしてあげることで再生できます。
人間も、体力の回復や不調があるときには栄養が必要ですよね。
栄養豊富なエサを与えてあげてくださいね!