水を優雅に泳いでるはずのベタが突然体を擦り付け始めたらどうした!、と思いますよね。

調べたら色々な原因がありました。

こすりつける原因

ベタ 擦り付け 対策

まず、考えられるのは病気です。

吸虫症

体に寄生虫が付着していて、それを落とそうと石や水槽の壁に体を擦り付けます。

エラに寄生すると、エラが腫れてエラぶたがしまらなくなります。

寄生虫が増えるとエラ全体に寄生虫がいきわたり、呼吸困難になり亡くなってしまいます。

白点病

これは、粘膜保護液の不安定です。

魚体を覆うヌルヌル成分を粘膜保護液(ムコプロテイン)といいます。

粘膜保護液は白点病虫の寄生虫が寄生すると穴があきます

白点病は白いテンテンがありますのでなかったら違うものになります。

粘膜保護液がとれてしまうと擦れなどの傷から寄生虫などによる病気になります。

患部からの二次感染もあります。

気をつけてください。

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対策はある?

水質悪化した時も同じようなしぐさをするので、一度水を取り替えるといいでしょう。

白点がない状態で薬浴をしてしまうと、逆にベタに負担になってしまいます。

まず適正な水質管理を。

寄生虫の場合は、温度を少しあげてみるといいでしょう。

バケツに水を汲み置きして、ヒーターで水温と同じ温度にして24時間以上エアポンプでエアリングをしてください。

エアポンプからエアリングをすることにより、炭酸と塩素を抜くことが可能です。

ヒーターで暖めることにより水温ショックを防げます。

他には、ロコイド成分の入った粘膜保護剤の使用です。

それを使用することで粘膜保護液の剥離しにくくすることができます。

まとめ

原因がひとつではなく複数あるので、しっかりその症状にあった対策方法をとってあげてください。

調べれば調べるほど、寄生虫って厄介なやつですね…..。

どこまでいるんだよって突っ込みたくなるくらいいます。

粘膜保護剤とエアリングをしても治らなければ、一度水槽をリセットして新しく立ち上げた方が良いかもしれません。

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