ベタは尾のひらひらが優雅で、大きな魅力ですよね!

その尾や全身にカビがついているのを見つけたら、少し不安になりますよね。

それは病気のサインかもしれません。

この記事では、ベタの尾にカビがついているときに考えられる病気と、その治療法についてまとめていきたいと思います。

水カビ病

ベタ 尾 カビ 治療

ベタの尾や、体に白いカビがついている場合は、水カビ病である可能性があります。

水カビ病は水カビ科真菌により起こるもので、ベタが他の熱帯魚とケンカをしたり、水草や流木などによって体に傷がついた場合に、その傷から菌が入って感染することが多いです。

ストレスや水質の汚染などにより、ベタの体力が低下しているときにも発症しやすいです。

治療には、「ニューグリーンF」などの市販薬を使用します。

塩浴と併用したり、水温を少し高めに設定するとより効果が得られることがあります。

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尾ぐされ病

尾ぐされ病は、尾が白っぽく、ボロボロになってしまう病気です。

水質などの環境に原因があることが多く、逆にいえばならないように対処することが比較的可能なものです。

水カビ病から尾ぐされ病を発症することもあり、両方の治療をしなければならないこともあります。

尾ぐされ病の治療には、「グリーンFゴールド」などが広く知られています。

水換えの頻度が低く、水質が悪化していたり、また逆に水換えの頻度が高すぎてベタの負担になっているときにも、尾ぐされ病は発症しやすくなります。

適度な水換えと、水質、水温管理をすることで、尾ぐされ病の予防になります。

カラムナリス病

体に、白っぽいものが付着して見えます。

エラやヒレ、尾などに症状があらわれる、細菌感染症です。

こちらも、「グリーンFゴールド」による薬浴が一般的です。

まとめ

これらの病気は、尾に特徴のある優雅なベタの見た目が大きく変わってしまい、かわいそうな思いをしますよね。

ただ水質の適切な管理によって、ある程度改善、または予防が可能なものです。

水換え、水質の安定のほか、ベタや混泳させている熱帯魚同士のケンカによるストレスと傷を避け、これらの病気にかかりにくい水槽の環境を作ってあげたいですね。

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